アナログ 太線画の描き方2
まとめばかりもあれなので前回の太線講座をもっと分解して紹介したいと思います。
※諸事情により画像が低解像度になってます。前回はこちら。
その一。
ラフ画を用意します。下の画像。
迷い線があってもいいです。
私はわざと線を増やします。これが太線の素になります。
その二。
線と線の間を塗りつぶしていきます。
下の画像は左側のけも耳だけ塗ってみました。
その三。
線と線の間と重なってる部分を塗り終わりました。
ごちゃごちゃしてた線がスッキリしてしっかりとした太線が浮かび上がりました。
(ちょっと急いで仕上げたので塗りは雑です)
その四
ここから前回撮り損ねた部分です。
その三では迷い線をスッキリさせただけなので
細い線がいくつか残っています。
細い線を太い線に合わせて輪郭を盛っていきます。
赤ペンで描いてみました。
その五。
赤線と黒線の間を塗ります。
今回はわかりやすく赤ペンで塗っています。
いい感じに全体が太線になりました~。
その六。
ここから最初に塗りつぶした線をお手入れします。
線を盛り(太くし)歪みを直します。
こだわりポイント。直線はスラッと。曲線は優雅に。
太線の中にも山あり谷ありメリハリという名の強弱をつけます。
(コピーしたので、赤線が薄くなってます)
その七。
灰色の線(元赤線)をお手入れします。
その他、全体を見て線を太くしたり、先を尖らせたり、丸くしたりバランスを整えます。
一晩寝かせるとその時見えなかった線の歪みに気づいたりします。
その八。
はみ出た部分や間違えた箇所をホワイト又は修正液で塗ります。
(色塗りがパソコンだったらパソコンで修正してもいいです。)
わかりやすいところで初期のラフで描いた右側の靴内の線を消しました。
ぱこっち流、太線画の完成!
細めの線を残すのがポイントです。
あとホワイト入れると良いですね。
仕上がりが全然違います。
今回使ったペンは1.0黒のボールペン
0.5赤のボールペン、0.7青のボールペンでした。
私はボールペンのインクのテカリが好きなので最後まで楽しく書き込めました♪
ご観覧ありがとうございました。